中国初の大型有人飛行船「GTGA-K9000航空観光飛行船」が西安航空基地でオフラインに

最近、中国初の大型有人飛行船「GTGA-K9000航空観光飛行船」が西安航空基地でオフラインになりました。28人乗りのこの飛行船は、現在公表されている世界で最も多くの有人飛行船です。

「GTGA-K9000 航空観光飛行船」は、陝西九日通用航空有限公司が設計し、同社と中国科学院光電子研究所、航宙四院康新材料公司が共同で製造したものです。全長66メートル、容積11500立方メートルのこの飛行船は、リチウム電池を動力源とし、最高高度3000メートルまで上昇できるよう設計されています。観光飛行に加え、緊急通信や警備巡回などにも活用できます。

この飛行船は、二重使用技術開発プロジェクトに属し、世界をリードする技術を多数備えており、炭素繊維複合硬質飛行船骨格、全電動多毛ベクトル動力システム、遠隔計測制御と先進的な光伝送電力制御飛行制御システム、動態サイロバランス制御システムなどを備え、中国の大型飛行船製造プロジェクトの空白を埋めています。現在、「GTGA-K9000空中観光飛行船」は完成しており、来年正式に運用開始される予定です。国民生活水準の向上と観光産業の高度発展に伴い、観光消費は住民にとって生活正常化の選択肢となり、観光産業は着実に発展しつつあります。しかし、低高度観光は依然として停滞しており、低高度観光分野にはさらなる機会と挑戦が必要です。

「GTGA-K9000空中観光飛行船」の登場は、観光産業に前例のない大きな革新をもたらしたことは間違いありません。「GTGA-K9000空中観光飛行船」はすでに完成しており、国家重点双用技術開発プロジェクトに属し、その先進的な技術と斬新な設計が特徴です。陝西九日通用航空有限公司が主催し、西安九日航海メディア有限公司と陝西万亜商業運営管理有限公司が主催する「中国初の大型有人飛行船『GTGA-K9000空中観光飛行船』オフライン式典」が、2018年9月12日に陝西九日普城飛行船基地で開催されました。

2018年9月21日
出典: 陝西メディアネットワーク-陝西日報